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イームズロボ、新型ドローンで第一種型式認証申請

2023年5月25日 (木)

▲イームズ式E6150TC型(出所:イームズロボティクス)

ロジスティクス国産ドローンメーカーのイームズロボティクス(福島県南相馬市)は25日、国土交通省の「ドローン情報基盤システム2.0」で、新型ドローン「イームズ式E600-100型」の第一種型式認証を申請したと発表した。

第一種型式認証を申請した「E600」は、2025年に佐川急便と進めるドローン物流実用化用の機体。将来の本格的な社会実装に適応可能な、高い安全性能の実現を目指しており、物資輸送能力は最大積載量5キロ。

機体にはカーボン素材を使用し、軽量で高い剛性を持つ構造を採用。各種システムは安全性の向上を目指した設計で、人や人家の上空を、多少の天候変化に左右されることなく、安全に荷物を運搬できるコンセプトの下で、開発を進めている。

「E600」は、今回の申請で、「カテゴリー3」運航が承認されると、第三者上空飛行を可能とする「レベル4」の飛行が可能となる。同社では第一種型式認証を取得し、「レベル4」で、過疎地、離島での生活の利便性向上と持続可能な配送スキームの構築を目指す。

同社では、航空法改正で社会実装がいっそう進むドローンについて、現場の運転者が不足する「2024年問題」などで物流は社会的ニーズが高いとみており、ドローンを新しい物流手段にすることで、物流課題の解決に貢献するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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