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「ハコベル配車計画」、日本ロジテムが先行導入

2023年6月6日 (火)

サービス・商品ハコベルは6日、新たに開発した配車計画サービス「ハコベル配車計画」を、日本ロジテムに先行提供し、同社が業務工数を51%削減したと発表した。6月から本格提供を開始する。

「ハコベル配車計画」は、出荷情報に対して、商品梱包サイズ、重量、届け先条件、輸送費、配送可能な重量などを考慮した最適なプランを自動で算出する。また、自動計算された結果に、出荷情報を追加して再計算ができるほか、チャーターから路線への変更、運送会社の変更などの編集も行える。

▲導入前後の物流業務のイメージ(出所:ハコベル)

「配車計画業務」は、荷物量、トラックの種類、路線便、チャーターなど輸送方法の組み合わせ、届け先条件、輸送費、輸送可能重量など複数条件を考慮して最適なプランを立てる必要がある。そのため、人手で行われることが多く、業務属人化やのノウハウ共有の難しさが課題となっていた。ハコベルでは、その解決で「ハコベル 配車計画」を開発した。

今回、同社では、物流関連企業が共通で求める機能性やアルゴリズム、UI・UXの改善を目的に日本ロジテムに、開発段階でサービスを先行導入してもらい、業務効率化の効果を共同で検証した。その結果、配車計画と周辺業務工数が51%削減、配車計画業務のペーパーレス化によって、紙の使用量を33%削減したほか、自動配車計算のアシストで、配車計画担当者変更後も安定した品質を維持できることを確かめた。

同社では検証後、多くの企業に同様の効果をもたらすことができると判断し、6月から本格的に提供を開始することにした。同時にすでに提供している「ハコベル配車管理」との組み合わせ、配車計画から車両の手配までを一気通貫でデジタル化するサービスの提供も行う。

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LOGISTICS TODAY編集部
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