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日鉄物産、インドで「日本式製造現場」の教育活動

2023年6月12日 (月)

▲プレス機の操作方法を学ぶOJT研修(出所:日鉄物産)

産業・一般日鉄物産(東京都港区)は12日、インドで鋼板加工事業を展開する同社のグループ会社、ニムラナ・スチール・サービス・センター・インディア(NSSI)にて、「コイルセンター部門」「プレス部門」「品質管理部門」「メンテナンス部門」「倉庫・出荷部門」の5部門で、座学研修やOJTなどのカリキュラムを通して、人材育成支援活動を展開していると発表した。

同社は、経済産業省とインド政府の人材育成プロジェクト「日本式ものづくり学校」(JIM)のコンセプトに賛同し、NSSIの従業員だけでなく、将来のインドの製造業を担う現地の若者を育成する社会貢献を果たすためJIMの認定を見据えた活動を開始。2023年4月にJIMの認定を受けた。

JIMの座学では、安全を第一に品質・製造・メンテナンス・倉庫・出荷に関する基礎知識や日本式の考え方を学ぶ。11日間座学で学んだあとOJTに移行。現場でOJTを行いながら毎週金曜日は座学で学ぶことを1年間繰り返す。OJTでは、機械類の取り扱い説明を通して、作業標準通りの機械の立ち上げ方、チェックポイントの確認方法、機械の操作方法を学習する。

現地の研修生からは、「座学研修では基礎的な事を学び、OJTでは道具の使い方や機械操作、技能について勉強する。研修プログラムは将来に非常に役立ち、スキルアップへの良いチャンスだ」という声がある。

▲座学研修の様子

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LOGISTICS TODAY編集部
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