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ESRが埼玉・加須市に2棟目完成、10万平米超

2023年6月16日 (金)

▲ESR加須DC2(出所:ESR)

拠点・施設ESR(東京都港区)は16日、埼玉県加須市で、延床面積10万5414平方メートル(3万1888坪)の4階建てマルチテナント型物流施設「ESR加須ディストリビューションセンター2」(ESR加須DC2)が5月31日に竣工したことを発表した。

▲3階中央車路

加須DC2は東北自動車道・加須インターチェンジ(IC)から6.2キロ、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)と連結する久喜白岡ジャンクション(JCT)から13キロ、東京都心まで車で60分と首都圏各地へのアクセスが良好で、首都圏全域をはじめ東北地方までをカバーする広域配送拠点として利便性の高い立地だ。東武鉄道伊勢崎線・加須駅から5.6キロの距離にあり、加須市や周辺都市の労働人口も多く、職住近接の労働環境が整っているため、雇用の観点からも有利な場所にある。

加須市周辺エリアは首都圏の後背地としてメーカーの製造工場が多く立地していることから、加須DC2はメーカー物流を担う企業をメインターゲットと想定し、大ロットの工場製品の輸送とパレット保管への対応、商品配送に備えた高い保管効率の確保にこだわった建物設計を採用した。

また、働く人にやさしい施設のコンセプトのもと、導線を工夫したエントランス、共用部、休憩ラウンジの設置や、バリアフリー設備を備えるほか、1階にはドライバー専用の休憩室や専用のトイレも完備するドライバー専用施設も設置。建物性能では環境負荷低減の公的な認証を獲得し、太陽光パネルの設置や、共用部でのロボット掃除機の導入、顔認証システムなどのセキュリティー管理など、最新施設にふさわしい機能を用意した。全館稼働した際には800人の雇用創出で地域経済に発展に寄与するほか、災害時の防災拠点として協力するなど、今後加須市とも連携を深め、地域社会に貢献していく拠点とする。

「ESR加須DC2」施設概要

所在地:埼玉県加須市下樋遣川6000-4
敷地面積:4万9587平方メートル
延床面積:10万5414平方メートル
構造:地上4階建・RC造+S造(ハイブリット構造)・耐震構造
アクセス:東北自動車道・加須ICから6.2キロ、圏央道・久喜白岡JCTから13キロ、東武鉄道伊勢崎線・加須駅から5.6キロ

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LOGISTICS TODAY編集部
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