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川崎汽船、シンガポールの現地体制強化で新会社設立

2023年6月16日 (金)

国際川崎汽船は16日、シンガポールに「KLINE MARINE&ENERGY PTE. LTD.」(KME)を、6月7日に設立したと発表した。

KMEは、川崎汽船が100%出資し、8月1日から事業を開始する。川崎汽船では東京本社が担う船舶の安全・品質管理や新燃料、新技術に対応する船員の確保、養成などの機能をKMEに移管し、海技を含む安全・品質管理のグローバル体制の強化を推進する。また、LNG(液化天然ガス)船、油槽船、新燃料供給、液化CO2輸送船などのカーボンニュートラル関連船といったエネルギー資源輸送事業のコマーシャル拠点としても機能させる。

川崎汽船は、アジア地域を今後の成長市場の1つと捉えている。特にシンガポールは、多くの資源メジャーが拠点を設置し、ビジネスや情報の集積地となっていることから、ビジネス拡大を目指す上で重要な拠点とみている。

こうした背景から、同社では、高品質な船舶管理サービスの提供、地域に根付いた顧客密着型サポート体制確立、新燃料への対応など多様化するニーズ応じることを目的に、シンガポールに新会社を2022年5月に設立。船舶管理会社を含めた海技組織、人材、拠点のグローバルな安全・品質管理体制の強化を図ってきたが、新たな組織強化策としてKMEを設立した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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