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パナソニック、真空断熱保冷ボックスのレンタル開始

2023年6月21日 (水)

▲VIXELL(出所:パナソニックG)

ロジスティクスパナソニックグループは20日、パナソニックが厳格な温度管理が必要となる医薬品や治験薬などの国際間郵送において、日本からの片道輸送でも利用可能な真空断熱保冷ボックス「VIXELL(ビクセル)」のレンタルサービスを7月5日に開始すると発表した。

VIXELLは、パナソニック及び協力会社の物流ネットワークを活用し、海外で回収し再利用する循環型のサービスで、保冷剤や保冷のボックス廃棄削減により、持続可能な社会実現に貢献していくとしている。

先進医薬品などのバイオ医薬品や治験薬の輸送においては、輸送時に厳格な温度管理(2~8度の温度帯など)が求められるケースが多く、温度調節された保冷剤を医薬品とともに保冷ボックス内へ収納し輸送している。しかし輸送後、使用済みの保冷剤や保冷ボックスなどは1回限りで廃棄されるケースが一般的だった。そのため、使い捨てを前提とした一般的な保冷ボックスでは、堅牢性も不十分なために輸送途中に保冷ボックスが破損し、温度逸脱により医薬品が毀損する事例も発生していたという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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