SkyDrive、仏タレス社とサプライヤー契約締結

ロジスティクス「空飛ぶクルマ」や「物流ドローン」を開発するSkyDrive（愛知県豊田市）は21日、パリ航空ショーにおいて、フランスのThales（タレス）社とフライトコントロールシステムのサプライヤー契約を締結したと発表した。

▲左からSkyDrive社代表取締役CEO　福澤知浩氏、Thales社フライトアビオニクス担当副社長　Jean-Paul Ebanga氏（出所：SkyDrive）

フライトコントロールシステムは空飛ぶクルマにとって重要な要素の一つであり、パイロットの操縦装置からの入力を受け取ることで、機体の姿勢や速度を制御する機能を持ち、高い安定性や信頼性を担保している。SkyDriveは、タレス社の軽量、コンパクトで自律性という機体のアップデートヴィジョンに適合した「FlytRise」を、現在開発中の「SKYDRIVE」（SkyDrive式SD-05型機）に搭載する。

タレス社は、防衛・安全保障、航空・宇宙などの領域で先進的な技術を提供している。68カ国に7万7000人の従業員を擁し、同社のシステムは1980年代にエアバスA310に初めて搭載されて以降、1万2000機以上の航空機に搭載実績があるという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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