アッカ、スカイポッドをDPL平塚に導入

アパレルアッカ・インターナショナルは28日、仏Exotec SAS（エグゾテック）の100％子会社、Exotec Nihon（エグゾテックニホン）と、エグゾテックの3次元ロボットピッキングの自動倉庫システム「Skypod」（スカイポッド）の導入と運用のパートナーシップ契約を同日に締結したと発表した。

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アッカ・インターナショナルは、今回の契約を受け、親会社の大和ハウス工業が手掛ける物流施設「DPL平塚」で、エグゾテックとともに、同社が提供するフルフィルメント（FF）倉庫の業務効率化を目的にスカイポッドを導入した。

これに伴い、アパレル企業のパル（東京都渋谷区）が扱う衣料品や日用雑貨などの物流倉庫業務とEC発送業務を受託した。運営にあたっては、エグゾテックと協働し、パルが倉庫、発送業務に対する要望に応えるソリューションを設計し提供する。

スカイポッドは人が作業しない倉庫の空間をAMR（自律走行搬送ロボット）が縦横に移動し、WCS（倉庫制御システム）から指示された緊急性が高いオーダーを、素早く効率的にピッキングする自動倉庫システム。負荷の高い従業員の手作業を自動化し、倉庫業務全体を効率化することでFFでの作業時間を短縮が図れる。ラックの高さは最高で12メートルまで対応が可能で、倉庫の上空スペースを有効利用できる。

パルは、若い世代をターゲットとしたアパレルや日用雑貨など、50を超えるブランドの企画、製造、卸売りを手掛け、直営オンラインショッピングサイト「PALCLOSET」（パルクローゼット）も運営する。今回、アッカ・インターナショナルでは、Kastane（カスタネ）やrusset（ラシット）、Ciaopanic（チャオパニック）などのパルのブランドを中心に、2023年5月末時点で3万750SKUを取り扱っている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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