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アルプス物流、愛知の新倉庫にスカイポッドを導入

2023年5月23日 (火)

ロジスティクス3次元立体自動倉庫システム「Skypod」(スカイポッド)を開発するEXOTEC(エグゾテック、フランス)日本法人、EXOTEC NIHON(東京都港区)は23日、アルプス物流が愛知県で建設中の新倉庫にスカイポッドシステムを導入する、と発表した。アルプス物流は中京地区で主力貨物とする電子部品の物流体制を整備中であり、スカイポッドの導入によって倉庫業務全体の効率化を図る。

▲スカイポッド(出所:EXOTEC)

アルプス物流は湿温度の管理や静電気への対策など、繊細で高度な取扱技術が必要な電子部品の物流を担い、世界各国で運送や保管、輸出入、販売までを一貫して手がけている。さまざまな電子部品が持つ物流における性質に合わせたサービスをより高度化、効率化するため、愛知県の新倉庫にスカイポッドを導入することを決めた。

エグゾテックはシステム導入前のヒアリングやコンサルティング、導入後のメンテナンス対応まで、スカイポッドに関する一貫したソリューションを提供する。EXOTEC NIHONの立脇竜社長は「アルプス物流の持つ豊富な物流知識とエグゾテックの自動化ソリューションを合わせ、倉庫業務の効率化と生産革新・物流革新に向けて積極的に協業し、事業成長に寄与していく」と述べた。

スカイポッドは人が作業しない倉庫空間を自律走行搬送ロボット(AMR)が縦横に移動し、倉庫制御システムから指示された緊急性の高いオーダーを優先的に迅速かつ効率的にピッキングする自動倉庫システム。ラックの高さは最高12メートルまで調整可能で、倉庫の上空スペースを隈なく有効利用できる。対応温度はゼロ度から32度で、低温環境にも対応している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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