商船三井、中国企業と新造LNG船3隻リース契約

荷主商船三井は28日、中国最大手のリース会社のバンク・オブ・コミュニケーションズ・フィナンシャル・リーシング（BOCOMリーシング）と、中国の滬東中華造船(集団)有限公司で建造中の新造LNG（液化天然ガス）船3隻のリース契約を締結したと発表した。商船三井が中国のリース会社と契約するのは初となる。

▲署名式の様子（出所：商船三井）

BOCOMリーシングは中国交通銀行の子会社。商船三井がコスコ･シッピング･LNG・インベストメント（上海）、シノック・ガス・アンド・パワー・シンガポール・トレーディング＆マーケティング、CETS・インベストメント・マネージメント（香港）と共同出資した会社を通じて契約した。

商船三井は、経営計画「BLUE ACTION 2035」の地域戦略で、中国を含む新興国地域での事業拡大を掲げる。今回、この戦略に沿って中国パートナーと連携し、地場金融機関と契約した。同社は今後も同様の取り組みを通じて資金調達ソース拡充と資金調達手法の多様化を図り、競争力を強化する。同時に、中国を始めとするアジア市場で地域戦略の実現を目指す。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com