ECEコマース事業におけるフルフィルメントを提供するイー・ロジット(東京都千代田区)は10日、顧客管理プラットフォーム「Salesforce」(セールスフォース)を導入したと発表した。
マーケティングオートメーション(MA)・営業支援システム(SFA)・顧客管理(CRM)が、一つのプラットフォームで完結するセールスフォースのサービスを利用することで顧客情報を一元管理し、物流の運用情報をリアルタイムに可視化できるという。これにより、顧客毎のニーズや課題に合わせたサービスの提案や出荷量の増加、在庫量の改善や稼働率を上げることで、事業の生産性や売上向上を目指す。
本格的な運用に向けて、セールスフォース社からの運用フローの設定・サクセスマップ・KPIの設定・個別相談会などの支援を活用する。今回の導入に際して、現在の課題を正確に把握するところから始めた結果、情報の一元管理や顧客への価値提供の高めるためのデータドリブンな営業活動の重要性を再認識したという。
同社によると、Eコマース業界は急速な市場拡大を遂げ、参入企業はエンドユーザーからの要望への対応やロジスティクスの出荷数や在庫過多など流通上の課題を抱えており、EC(電子商取引)事業全体の戦略的見直しや提案力が重要視されている。顧客データやWMS(倉庫管理システム)の散在、在庫量の物流設計や運用の複雑化を解消するため、同システムの導入に至った。
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