CREと福岡地所、小郡市にBTS型施設を共同開発

拠点・施設シーアールイー（CRE）は25日、福岡県小郡市で福岡地所（福岡市博多区）との共同事業として開発を進めている物流施設「ロジシティ小郡」（仮称）が、7月1日に着工したと発表した。同施設は、特定ユーザーの希望する立地において、そのニーズに基づいた施設を開発するオーダーメイド型（BTS型）の賃貸用物流施設で、2024年7月末に完成する。

▲ロジシティ小郡の完成イメージ（出所：CRE）

同施設は延床面積2万8364平方メートル、地上3階建ての倉庫棟と、平屋建て鉄骨造の危険物庫棟で構成される。倉庫棟の倉庫部分の外壁には金属断熱サンドイッチパネル、各階床荷重は1平方メートル当たり1.5トン、有効高さは6メートル以上、照度は平均300ルクスを確保する。

立地面では、九州自動車道・長崎自動車道・大分自動車道の結節点である鳥栖ジャンクションから5キロの筑後小郡インターチェンジに隣接した物流適地で、近くには主要地方道久留米筑紫野線・県道本郷基山線・国道500号線などの幹線道路があり、交通利便性が高い。開発予定地から200メートルには甘木鉄道・今隈駅があり、労働力確保の観点からも優位性がある。同施設を含む周辺エリアは、小郡市都市計画において工業・流通施設を集積するゾーンになっており、すでに筑後小郡インターチェンジ地区地区計画が都市計画決定されている。

同社によると、同施設の隣接地において進めているBTS型の賃貸用物流施設である「ロジスクエア福岡小郡」の建設が、24年中に完成するという。

CRE、福岡・小郡で24年2月にBTS型物流施設

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LOGISTICS TODAY編集部
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