東京応化、半導体需要受け熊本に製造拠点を新設

拠点・施設東京応化工業は8日、熊本県菊池市に「阿蘇工場阿蘇くまもとサイト」を新設すると発表した。同社は九州地方での半導体生産の拡大を受け、22年に同市に事業用地を取得していた。

▲阿蘇工場 阿蘇くまもとサイト建設予定地（出所：東京応化工業）

サイトの敷地面積は12万8774平方メートルで、投資金額は130億円以上。同サイトには高純度化学薬品の製造工場を新設し、2025年に稼働を開始する。1984年に開設した阿蘇工場との相乗効果によって、高純度化学薬品の品質向上・供給能力拡大・西日本地域での顧客サポートを強化を図る狙いがある。

同社は中長期的な半導体市場の成長に対応するため、600億円以上の設備投資を計画しており、グローバルサプライチェーンの強化を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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