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エア・ウォーター、高効率LNGタンクローリー開発

2023年8月10日 (木)

▲商船三井さんふらわあへのバンカリングの様子(出所:商船三井)

荷主エア・ウォーターは10日、LNG(液化天然ガス)燃料の需要の高まりを受け、新型のLNGタンクローリーを開発したと発表した。バンカリングもできる「大型LNGタンクローリー」、LNG消費量が中小規模向けの「ポンプ付きLNGタンクローリー」、積載量を増加させた「14.2t積載LNGタンクローリー」の3種で、順次発売の準備を進める。

大型LNGタンクローリーはバンカリングにも対応しており、ことし1月には商船三井のLNG燃料フェリー向けにバンカリング用途の積載容量13.7トン型を採用。それ以降もLNG燃料船の大型化や長距離航路のニーズの高まりを受け、供給効率化に向けて積載量の向上を図り、従来から積載容量を1.5トン引き上げ15.2トンとした大型LNGタンクローリーを開発した。

▲ポンプ付きLNGタンクローリー(出所:エア・ウォーター)

ポンプ付きLNGタンクローリーは積載容量6.5トン。タンクローリー1台で複数拠点に配送し、LNGを卸すことを想定したもので、LNGを卸す際のタンクローリーの気化ロスを低減するとともに、荷卸し時間の短縮に寄与する。ことし8月に本格販売を開始する。14.2t積載LNGタンクローリーは、従来の14トン積載型を14.2トンに引き上げ、2024年夏に発売する。

▲14.2t積載LNGタンクローリー

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LOGISTICS TODAY編集部
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