![](https://www.logi-today.com/wp-content/uploads/2020/10/07856bc5d3b89a10a9d6277f2bffb71b.jpg)
(出所:セントラルLNGシッピング)
ロジスティクス国土交通省は21日、国の支援制度を活用して建造されたLNGバンカリング船「かぐや」が、船舶にバンカリング船が横付けして燃料を供給するSTS方式で国内初のLNG燃料供給を実施したと発表した。
かぐやは日本郵船、川崎汽船など4社の共同出資で設立されたセントラルLNGシッピングが発注し、川崎重工坂出工場で建造された、LNG燃料船に液化天然ガス(LNG)燃料を供給するLNGバンカリング船で、建造費用やLNGバンカリング船にLNGを供給する施設の整備費用で国の補助を受けている。
この補助制度を活用して改修された川越火力発電所(JERA)でLNG燃料を受け入れ、20日にLNGを主燃料とする日本郵船運航の自動車船「SAKURA LEADER」(サクラリーダー)にSTS方式でLNG燃料を供給した。国交省では「伊勢湾・三河湾エリアがLNGバンカリング拠点として発展していくことが期待される」としている。
![](https://www.logi-today.com/wp-content/uploads/2020/10/757dc3fdc9fc006b3f976f5cbe08df0f.jpg)
▲「かぐや」から「SAKURA LEADER」へのLNG供給(出所:セントラルLNGシッピング)