アパレルTSIホールディングス(HD)は29日、アリババクラウドと戦略的提携を結んだと発表した。アリババクラウドのスマート物流ソリューションの活用を推進し、国内外のサプライチェーンのデジタル化に取り組む。
TSIHDが採用するアリババクラウドの倉庫管理システム(WMS)は、アリババグループ傘下の物流企業ツァイニャオ・ロジスティクスのスマートロジスティクス技術を活用して開発された。在庫状況をリアルタイムで把握でき、AI(人工知能)分析により状況に応じた作業平準化、在庫管理などの意思決定が可能になる。
また、アリババクラウドのクラウドネイティブ技術を採用することで、物流ソリューションの拡張性が向上し、荷物量や業務量の増加に柔軟に対応できる環境を整備。管理機材はすべて5Gネットワークに接続され、将来的な拠点の変化にも対応できる仕組みだ。
TSIHDはことし3月に上海と国内のクロスドック倉庫で同ソリューションを展開しており、今後は11月にベトナムの倉庫にも導入を予定する。
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