日新、京浜地区の危険物輸出入基幹拠点が完成

メディカル日新は30日、危険物倉庫5棟を中心に高圧ガスや毒劇物など多種多様な製品の取り扱いが可能な物流拠点「神奈川埠頭倉庫営業所」が完成し、9月4日営業を開始すると発表した。京浜地区で危険物の輸出入の基幹拠点として位置付け、今後も高まると予想されるケミカル物流需要に対応する。

2万1390平方メートルの敷地内には、鉄骨造の危険物倉庫5棟と高圧ガス倉庫2棟に、2階建ての普通倉庫1棟を併設した。総保管面積は8573平方メートル。同営業所とグループ会社の鶴見倉庫（横浜市鶴見区）の大黒町倉庫を合わせた危険物貯蔵量はドラム缶7万本にあたる1万4000キロリットルにおよぶ。

首都高速横羽線・子安インターチェンジからアクセスでき、横浜港内の各ふ頭へも近接した立地で輸出入に適している。自然災害への備えとして防潮堤、非常用発電機も設置している。

「神奈川埠頭倉庫営業所」概要

（出所：日新）

所在地：横浜市神奈川区恵比須町9-7
施設：危険物倉庫5棟、高圧ガス倉庫2棟、普通倉庫1棟、一般取扱所1棟
構造：鉄骨造平屋建て（危険物倉庫、高圧ガス倉庫）、鉄骨造2階建て（普通倉庫）
敷地面積：2万1390平方メートル
保管面積：8573平方メートル
営業開始：2023年9月4日

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LOGISTICS TODAY編集部
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