富士ロジテック、LF奈良を賃借し関西3拠点目

拠点・施設総合物流企業の富士ロジテックホールディングス（HD、東京都千代田区）は13日、クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド（C&W）が開発した「LF奈良」（奈良県安堵町）内に、ことし10月に「奈良ロジスティクスセンター」を開設すると発表した。新拠点は延床面積7100平方メートルを借り、主に食品メーカーの配送センターとして運営する。

▲富士ロジテックホールディングスが入居する「LF奈良」（出所：クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド）

LF奈良はことし3月に建設された地上4階建てのマルチテナント型物流施設で、富士ロジテックHDは4階に入居する。西名阪自動車道・大和まほろばスマートインターチェンジ（IC）から1.5キロ、同・法隆寺ICから3キロの立地にあり、近畿圏主要都市へのアクセスに優れるだけでなく、今後は西名阪道や京奈和自動車道の延伸により利便性が一層向上することが期待される。災害が比較的少ないエリアであることも選定の理由とした。

奈良センターの開設により、同社の関西地区の拠点数は、大阪府門真市、東大阪市に次ぎ3拠点目となる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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