商船三井DB、メタノール二元燃料船を用船契約

▲メタノール二元燃料新造ばら積み船のイメージ（出所：商船三井）

ロジスティクス商船三井は20日、グループ会社の商船三井ドライバルクが、11日に神原汽船（広島県福山市）との間で、商船三井ドライバルクが発注・保有するメタノール二元燃料新造ばら積み船の定期用船契約に基本合意したと発表した。2027年に完成予定。

新造船は、回収されたCO2と再生可能エネルギーを利用して製造された水素から生成されるeメタノールや、バイオガス由来のバイオメタノールを燃料に想定。従来のな重油を燃料とする船と比較し、温室効果ガス（GHG）排出量の大幅な低減が期待される。

さまざまな航路で活用されることを考慮して必要な航続距離を確保できるメタノールタンク容量を備え、貨物スペースも最大限に活用できる設計とした。主な運用航路は、北米東岸から欧州、英国への航路や、太平洋域内でのバイオマス燃料輸送、南米東岸・米国湾岸積み欧州・極東向けの穀物輸送などを想定している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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