ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

商船三井、メタノール燃料の2元燃料船2隻新造

2020年12月7日 (月)

▲2元燃料メタノール専用船「タラナキサン」

ロジスティクス商船三井は7日、ウォーターフロントシッピング(カナダ・バンクーバー)との間で、メタノールを燃料とする新造メタノール専用船2隻の長期定期貸船契約を締結した、と発表した。

環境負荷の低いメタノールと重油を燃料として使用できる2元燃料エンジンを搭載。2隻は2021年、23年にそれぞれ現代尾浦造船(韓国)で竣工し、ウォーターフロントシッピング向けメタノール輸送に従事する。シンガポールに拠点を構えるMOLタンクシップマネージメントが船舶を管理する。

商船三井では、16年に竣工したメタノール、重油の2元燃料エンジン搭載のメタノール運搬船「タラナキサン」「マンチャックサン」「ケイジャンサン」の3隻を保有し、ウォーターフロントシッピング向けの長期貸船契約に投入しており、今回の2隻で同社向けは5隻となる。