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商船三井、メタノール生産首位と戦略パートナーに

2021年10月28日 (木)

John Floren社長(Methanex)

ロジスティクス商船三井は28日、メタノール生産業界で首位のMethanex Corporation(メタネックス・コーポレーション、カナダ)との戦略的パートナーシップ構築に向けた正式契約を締結したと発表した。メタネックスの100%子会社のWaterfront Shipping(ウォーターフロント・シッピング)の発行済み株式の40%を、年末までに1億4500万米ドル(160億円)で取得する。

橋本剛社長(商船三井)

商船三井は、Methanexとメタノール海上輸送首位のWFSを含めた3社で、再生可能メタノールの活用も含めた、舶用燃料としてのメタノールの商用化を推進。3社はこれまで30年以上にわたって協力関係にあり、2016年には他のパートナーと共同で世界初のメタノールと重油の二元燃料船も建造するなど、メタノール燃料関連ビジネスに注力している。

商船三井は、今回の戦略的パートナーシップ契約の締結を契機として、3社で構築してきたパートナーシップを強固にするとともに、再生可能メタノールの活用を含めた船舶用燃料としてのメタノールの商用化を推進する。