拠点・施設GLP投資法人は25日、資産運用会社のGLPジャパン・アドバイザーズが、同投資法人が保有する物流施設「GLP習志野II」を再開発すると発表した。
千葉県習志野市の茜地区にあるGLP習志野IIは、東京都心まで30キロ圏内に位置し、東京湾岸エリアで陸海空の主要輸送交通機関へのアクセスも良好な物流適地に所在するものの、1991年の設立と古く多額の修繕費が見込まれることや、特定の業態専用の仕様となっていることが収益上のネックとなっていた。同投資法人は同施設を最先端の先進的物流施設に再開発することにより、NOI(不動産賃料から経費を引いた純収益)の大幅な向上が期待できると判断した。
GLPグループの物件開発力を活用し、収益力は7億3000万円から16億円に、資産価値は202億円から458億円に引き上げる計画だ。各階にアクセス可能なトラックランプの設置や、免震構造の導入など、機能性や耐久性の高い建物仕様に建て替えることで、テナントの定着率の向上を図る。再開発後の施設は延床面積12万8425平方メートルとなり、2026年12月以降の完成を見込む。
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