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日水物流、南港地区の保管容量拡大へ新冷蔵倉庫

2023年10月2日 (月)

フード日本水産は2日、グループ企業の日水物流(東京都港区)が、大阪港湾地区の保管容量の拡大のため、2024年1月に新冷蔵倉庫「南港物流センター」(大阪市住之江区)を開設すると発表した。商船三井大阪南港物流センターの冷蔵倉庫棟を賃借する。

▲日水物流「南港物流センター」が入居予定の商船三井大阪南港物流センター(出所:日本水産)

阪神港周辺での貨物増加に対応するもので、大阪南港地区エリアの利便性の高い立地を生かし、輸入貨物を中心とした保管型冷蔵倉庫として運営する。「大阪舞洲物流センター」(大阪市此花区)など既存の近隣施設と連携することで事業基盤の安定化を図る。

同社は今年度中には自然冷媒を使用した冷却設備の更新や照明のLED化、トラックバースの密閉化工事など、環境負荷低減に取り組む。さらに、トラックドライバーの負担削減につながる荷待ち時間削減のため、バース予約システムの導入、庫内作業とバース管理の連携強化など、物流効率化による生産性の向上を図る。

ニッスイグループの物流事業では、2030年に向けた長期ビジョンに則り、グループ企業の貨物取り扱いを中心とする保管設備能力の規模を拡大し、加えて3PL事業の拡大により、持続可能な事業構造と事業基盤の安定化を目指す。

日水物流「南港物流センター」概要
所在地大阪市住之江区南港東7-2-92
主要業務:輸入貨物の保管・入出庫
構造:地上5階建て、鉄筋コンクリート造、耐震構造
延床面積:1万2176平方メートル
設備能力:1万5985設備トン(C級1373設備トン、F級1万4612設備トン)
トラックバース:11バース

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LOGISTICS TODAY編集部
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