SBSロジコム、南港地区に関西3PL拠点竣工

▲南港物流センター

▲竣工式の様子

ロジスティクスSBSロジコム（東京都墨田区）は4日、大阪市住之江区で自社開発の物流施設「南港物流センター」を竣工したと発表した。延床面積6万1183平方メートル（1万8540坪）のうち、2475平方メートル（750坪）を割いて定温・定湿スペースを確保し、3月中旬の竣工と同時にドラッグストアなど既存荷主から受託する3PLオペレーション業務を段階的に開始した。

南港物流センターは、SBSロジコムが初めて関西圏で自社開発した過去最大規模の物流拠点で、取扱実績を伸ばしているワイン物流に対応できるよう、横浜・新杉田物流センターに続き大型の定温・定湿スペースを設けた。

建物は地上4階建ての各フロアへ大型車両が直接乗り入れるいことができる上り・下りのランプウェイと広いトラックバースを備え、24時間以上稼働し続けることができる非常用発電設備など事業継続性を意識した機能も持たせた。

屋根面には5520枚ものソーラーパネルを敷設し、年間発電量は150万キロワット時を見込める水準を確保。日射しの遮蔽効果も見込めるよう配慮した。