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大和物流、つくば市に4万平米超の新物流センター

2023年10月18日 (水)

▲「つくばロジスティクスセンターII」(出所:大和物流)

拠点・施設大和物流は18日、大和ハウス工業が開発した茨城県つくば市の物流施設「DPLつくば谷田部」を全棟賃借し、新物流センター「つくばロジスティクスセンターII」を同日開設したと発表した。

同社は2017年にも同市で2万平方メートル近い「つくばロジスティクスセンター」を開設し、大和ハウスの調達物流業務を担う主要拠点として運営。首都圏へのアクセスの利便性が高く、コストも安価なつくばエリアに新たなセンターを開設することで物流ネットワークの強化を図る。

新センターは常磐自動車道・谷田部インターチェンジ(IC)から5.5キロ、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)・つくば中央ICから7.5キロの距離にあり、都心向けの配送から首都圏全域をカバーする拠点として幅広く活用される。また、既存のつくばロジスティクスセンターとも近距離に位置しており、リソースの共有により、業務運営の効率化が図られる。

▲倉庫内部

1フロアは1万6500平方メートルと広大で、在庫保管型から通過型まで多様な運営に対応できる。両面トラックバースで最大72台の接車を可能とし、待機時間を短縮してトラックドライバーの労働環境改善に寄与する。バース予約システムの導入も計画されている。

施設の屋上には、将来的に太陽光発電設備を設置し、年間電力使用量の101万キロワット時を再生可能エネルギーで賄う予定。

「つくばロジスティクスセンターII」概要
所在地:茨城県つくば市みどりの南23-1
アクセス:常磐自動車道・谷田部ICから5.5キロ、圏央道・つくば中央ICから7.5キロ、つくばエクスプレス・みどりの駅から1.7キロ
延床面積:4万1293平方メートル
構造:地上2階建て、鉄骨造
バース:両面、高床式、接車台数72台
床荷重:1.5t/m2
設備:貨物用エレベーター(3.5t)2基、ドックレベラー4基

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