日本郵便、奈良市郊外から特産品直送便を実証

▲特産品が配送される様子（出所：日本郵便）

フード日本郵便と奈良市、一般社団法人のLocal Coop大和高原（ローカルコープ大和高原）は20日、日本郵便の安価な地域内配送サービス「ぽすちょこ便」を活用し、郊外にある同市月ヶ瀬地区の特産品を市街地の飲食店へ流通する新サービス「大和高原直送便」の実証を開始すると発表した。

日々運行されているぽすちょこ便の車両の空きスペースを使い、ローカルコープが中心となって奈良市街地の飲食店とのマッチングを行い、月ヶ瀬地区の特産品を市街地の飲食店に流通させることで、地産地消の拡大や食品ロスの削減につなげる。

▲「大和高原直送便」のスキーム

月ヶ瀬地区では、季節の旬の野菜や大和茶、梅干し、しいたけなどの特産品を直売しているが、市街地から離れていることから購入される機会が少なく、一方で域外への販売は配送料などのコストの高さや販路獲得が難しいなどの課題があった。ぽすちょこ便を使った直送便と、ローカルコープによるマーケティング戦略により課題解決を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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