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日本がIMO理事国にトップ当選

2023年12月5日 (火)

行政・団体国際海事機関(IMO)の第33回総会で1日、理事国選挙が実施され、日本がトップ当選した。4日に国土交通省が発表した。

IMO総会は2年に一度開かれ、今回は11月27日から12月6日の予定で開催されている。

演説を行う國場副大臣(出所:国土交通省)

総会初日には、國場幸之助国土交通副大臣が代表して演説。国際海運における温室効果ガス(GHG)排出削減対策や自動運航船の早期実現に向けた取り組みなど、海事分野での日本のリーダーシップとルール作りにおけるIMOへの貢献を広くPRした。

また、イエメンの武装勢力ホーシー派が紅海で、日本の海運会社が運航していた船舶を拿捕したことにも言及。「このような行為が船舶だけでなく国際海上輸送にも深刻な脅威となるとして断固非難する」などと述べ、IMOや関係国と緊密に連携していく考えを示したという。

理事国選挙では、カテゴリーA(主要海運国)において、日本は最多得票数で当選を果たした。2024年から25年までの2年間、引き続き理事国を務めることになった。

カテゴリーA理事国選挙の得票数は以下の通り。

(当選)日本146、イタリア146、ギリシャ146、中国145、ノルウェー142、パナマ142、韓国141、英国139、米国137、リベリア132
(落選)ロシア80

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