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日本GLPが岡山・早島町で施設着工、両備HD専用

2023年12月8日 (金)

拠点・施設物流施設デベロッパーの日本GLP(東京都中央区)は8日、岡山県早島町で物流施設「GLP早島III」を着工したと発表した。両備ホールディングスの物流事業を担う両備トランスポートカンパニー(岡山市北区)の専用施設として、2025年1月末に完成予定。

▲「GLP早島III」の完成イメージ(出所:日本GLP)

同施設は地上3階建て、延床面積1万8000平方メートル。山陽自動車道と瀬戸中央自動車道の結節点となる早島インターチェンジから1.9キロ、関西や中四国、九州の広範囲にわたる大都市圏の中間点である物流の要衝となる場所に位置する。広域輸送とエリア配送の双方に適しており、山陰方面もカバーするなど、中四国エリアの物流ハブとして機能する。

また、同施設が立地する早島エリアは、日用雑貨メーカーや食品流通系企業、工業メーカーが集結する岡山県総合流通センター(同)至近にあることから、需要が見込めるほか、住宅エリアにも隣接しているため、雇用の確保にも適している。JR瀬戸大橋線または宇野線の早島駅からバスで12分と近く、45台分の乗用車駐車場を設置することで、遠方からの通勤にも対応する。

設備面では、低床と高床バースを併設して多様なニーズに対応するほか、各区画に荷物用エレベーターと垂直搬送機を設置し、上下搬送を効率化する。倉庫内には空調設備を設けるほか、従業員用ラウンジを整備するなど、施設で働く人にとって快適な就労環境を提供する。

「GLP早島III」概要

所在地:岡山県早島町早島4775
敷地面積:1万1000平方メートル
延床面積:1万8000平方メートル
構造:地上3階建て、耐震造
着工:2023年12月
完成:2025年1月末(予定)
認証取得:CASBEE、BELS、ZEB Ready認証(予定)

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LOGISTICS TODAY編集部
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