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隙間緩衝材で荷物への汚れ付着防ぐ、酒井化学工業

2023年12月12日 (火)

サービス・商品合成樹脂製品メーカーの酒井化学工業(福井県鯖江市)は12日、総合物流企業の臼杵運送(大分県臼杵市)が、飲料配送にトラック荷台で使用する緩衝材「ミナスペーサー隙間梅太郎」を採用したと発表した。輸送品質を向上させたことで、輸送時に荷物に汚れが付着することがなくなり、納品先からのクレーム減少につながった。

▲臼杵運送が採用した社名入り「ミナスペーサー隙間梅太郎」(出所:酒井化学工業)

ミナスペーサー隙間梅太郎は、発泡ポリエチレンシートをフィルムで両面ラミネートした3層構造で、耐久性を維持しながら軽量な仕様。埃やごみが付きにくい帯電防止性能を持ち、表面や端面部が汚れても簡単に拭き取れるため、きれいな状態を保てる。特注サイズやオーダーカラー、社名入り印刷も可能だ。運送業界内ではトラック緩衝材の貸し借りが多発し紛失することもあるが、臼杵運送は汚れに強い社名入り印刷を採用したことで、紛失することがなくなった。

同社は従来、飲料配達時に荷物の緩衝材として発泡ポリエチレン製商品保護用緩衝材を使用していたが、汚れが荷物に付着するといったクレームが多発していた。特に雨の日は汚れが浮き出やすくクレームが頻発していたが、隙間梅太郎を採用して以降の6か月間で、そういったクレームはないという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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