環境・CSRNIPPON EXPRESSホールディングスは18日、グループ会社の日本通運(東京都千代田区)が、中日本高速道路(NEXCO中日本)、遠州トラックと連携し、鉄道輸送において東海道線区間が不通の際のバックアップ輸送体制を構築したと発表した。NEXCO中日本と遠州トラックが共同で運営する中継輸送拠点「コネクトエリア浜松」を活用し、関東から関西の各貨物ターミナル駅をトラックで代替輸送する。
関東エリアの東京貨物ターミナル、隅田川、越谷貨物ターミナルの3駅と、関西エリアの大阪貨物ターミナル、百済貨物ターミナル、吹田貨物ターミナル、安治川口の4駅が対象。関東と関西の貨物ターミナル駅を出発したコンテナ専用トラックが、中継拠点でそれぞれのシャシーを交換して出発地へ戻る。トラックを日帰り輸送とすることで、ドライバーの宿泊手配、トラックの駐車スペースの確保などが不要となり、バックアップ輸送の初動を迅速化する。
8月22、23日に行った試験輸送では、東京貨物ターミナル駅から百済貨物ターミナル駅まで、12フィートコンテナ12個を輸送した。今後は定期的な試験輸送を実施し、災害時に迅速な対応ができるよう備える。
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