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ソニー系列と日立系列が家電共同物流で連携

2024年2月6日 (火)

ロジスティクスソニー製品のマーケティングおよび販売を担うソニーマーケティング(東京都品川区)と、日立グループの家電・空調事業を担う日立グローバルライフソリューションズ(日立GLS、東京都港区)は5日、国内の物流に関する社会的課題の解決や環境負荷の軽減をめざし、4月から両社が持つ物流プラットフォームを相互利用した共同物流を開始すると発表した。

両社は、国内家電市場において、これまで、アフターサービス領域における一部地域での出張修理サービス体制の相互活用、地域家電店「日立チェーンストール」でのソニー製テレビ「ブラビア」の販売活動など、販売やカスタマーサービス領域での協創に取り組んできた。

このたび、新たに取り組む共同物流では、第一弾として、4月から北海道におけるソニーマーケティングと日立GLSの物流倉庫を統合し、各量販店の物流センターへの共同配送を開始する。配送範囲の広い北海道において輸送車両台数を削減するとともに、より効率的な配送ルートを構築することで、環境負荷や運送ドライバーの負担軽減をめざすという。なお、北海道での取り組みの結果を踏まえ、同様の取り組みを全国で展開することも検討している。

「2024年問題」など、業界として取り組むべき課題に対して、両社は今回の連携により、物流の品質維持と環境変化への対応力向上を図るとともに、物流業界の課題解決に向けた最適なプラットフォームの構築を推進していくとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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