荷主日本郵船は16日、同社とオランダのStolt Tankers(ストルト・タンカーズ)の合弁会社が、中国のナントン・シャンユウ・シップヤード(南通象屿海洋装备)とパーセルケミカルタンカー6隻の建造契約を締結した、と発表した。今後、堅調な需要の伸びが予想されるケミカルタンカー事業を強化するのが狙い。日本郵船グループは、この事業の第一人者であるストルトとの連携も深めていく。
5日付で締結した。パーセルケミカルタンカーは化学製品、動植物油など多種類の貨物を搭載できる多目的ケミカルタンカー。
発注した6隻も、載貨重量3万8000トンの大型ケミカルタンカーで、多様なケミカル製品の輸送に対応できる仕様だ。全長185mで全幅32m。貨物タンクを30個備える。
環境対応として省エネ技術を搭載し、港で停泊中に陸上設備から必要な電力の送電を受ける設備も装備している。
6隻は2026年〜29年にかけて順次、完成を予定している。
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