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譲渡後再用船でコスト削減図る

飯野海運、建造中のタンカーを売却、特損17億円

2014年1月31日 (金)

ロジスティクス飯野海運は1月31日、子会社のイースタンシーナビゲーション社で建造中の新造ケミカルタンカー(載貨重量トン数3万5923トン)海外の第三者法人に売却すると発表した。これに伴い、第4四半期業績に固定資産売却損として17億円の特別損失が発生する見込み。

ケミカル船事業の構造改革の一貫として売却を決めたもので、売却後、同社グループが再用船することで「コスト削減とケミカル基幹船隊規模の維持を同時に実現する」と説明している。タンカーは2月の竣工と同時に45億円で売却し、帳簿価額62億円との差額を損失計上する。