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オートマギ、成田空港で手荷物判別の実証

2024年2月19日 (月)

調査・データAI(人工知能)ソリューションの開発を手掛けるAutomagi(オートマギ、東京都新宿区)は16日、千葉県成田市の成田国際空港とともに、画像認識技術を活用した預け入れ手荷物判別システムの開発に向けた実証実験を1月から開始した、と発表した。

▲手荷物判別のシステムイメージ(クッリックで拡大、出所:Automagi)

成田空港では、航空会社が顧客から預かった手荷物をバーコード情報の読み取りなどを経て、航空機に搭載している。預ける際に取り付けた手荷物タグのバーコードの読み取りに不具合が生じた場合は、人手で読み取ることになり、従業員の負担になっていた。また、顧客の手荷物を誤った航空機に搭載したり、紛失したりする事例が世界の空港などでは相次いでいる。

課題を解決するため、タグ情報に加え、監視カメラ映像とAIを活用して、顔認証のように手荷物の姿から、任意の手荷物を特定できれば、手荷物IDと手荷物画像を紐づけてデータ連携させることで、仕分けにかかる業務負荷が低減できたり、手荷物の紛失や遅延に対する抑止力になったりするという。

こうした技術の確立を目指して、オートマギと同空港は、空港第3ターミナルで手荷物判別システムの実証実験を進めていく。

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LOGISTICS TODAY編集部
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