ロジスティクス北海道は19日、物流の2024年問題などを受けて、宅配便などの再配達削減に協力するよう道民らに呼びかけた。
多様化するライフスタイルともにEC(電子商取引)が急速に拡大し、宅配便の取り扱い個数が増加。国土交通省の調査では、宅配便の個数のうち、約11.1%(23年10月)が再配達の荷物となっているという。
再配達で、年間25.4万トンのCO2が排出され、6万人分のドライバー労働力が失われているとの試算もあるという。
こうしたことを受けて、北海道は、ネットショッピングなどで注文する際に、家にいることが多い時間帯を指定するなどして、自宅で確実に受けることや、宅配事業者が提供する「事前通知サービス」の活用、宅配ロッカーの利用などを呼びかけている。
北海道は「状況を改善するために、『配達を1回で受け取り』『再配達を削減できるように』、道民の皆様のご理解とご協力をお願いします」としている。
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