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CPQ、資源循環拠点作りに向けて日本通運と提携

2024年2月20日 (火)

M&A九州電力のグループ会社であるサーキュラーパーク九州(CPQ、鹿児島県薩摩川内市)と、NIPPON EXPRESSホールディングス(NXグループ)のグループ会社である日本通運は20日、川内発電所跡地(同)を活用した物流事業の検討を進めるため、パートナーシップ協定を締結した。

CPQは、川内発電所跡地での資源循環を核とした事業展開を目指し、23年7月に九州電力とナカダイホールディングス(東京都品川区)の共同出資で設立、ことし4月からはリソーシング事業を開始し、廃棄物の再資源化に取り組む。さらに、産官学のネットワークを活用した共同研究や実証実験、コンサルティングを含むソリューション事業を順次実施予定で、サーキュラーエコノミーと脱炭素化を推進し、持続可能な社会の構築を目指す。

一方、NXグループでは、グローバル市場での存在感を高めることを目指し、持続的な成長とステークホルダーとの共創による企業価値の向上を目指しており、循環型社会実現に向けた廃棄物削減、3R(リサイクル・リユース・リデュース)の推進、再利用可能な資材の活用、環境に配慮したサービス提供に取り組んでいる。

こうした背景のもと、両社は、川内発電所跡地での資源循環をベースとした物流事業の検討、循環型物流ビジネススキームの創出、資源有効活用と環境負荷低減を目的とした活動で連携し、事業性の確認や資源循環の社会実装に向けた取り組みを進めていく。

同地を資源循環の拠点とする「サーキュラーパーク九州」構想の実現によって、循環型社会の推進、九州経済の発展に向けた持続可能な物流体制の構築を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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