NXHD、廃棄ゼロ推進へ資源循環エコミットに出資

環境・CSRNIPPON EXPRESSホールディングス（NXHD）は20日、ことし1月に設立したCVC（コーポレート・ベンチャー・キャピタル）ファンドの第2号案件として、資源循環型ビジネスを展開するecommit（エコミット、鹿児島県薩摩河内市）に出資したと発表した。

エコミットは、主にアパレル業界でリサイクル・リユースに関する事業を15年以上にわたり展開。自社開発のトレーサビリティーシステムを活用し、回収から再流通までのモノの流れをデータ化することで、廃棄される廃棄物を回収・選別し、サーキュラー・エコノミーの実現を目指している。NXグループはエコミットへの出資を通じ、アパレル産業に向けてエコミットの回収・選別ノウハウやトレーサビリティーシステムと、NXグループのロジスティクスソリューションを組み合わせ、動脈・静脈物流を融合した新たな事業モデルの、国内外での創出を図る。

NXグループはこれまでにも廃棄物の削減や3R（リサイクル・リユース・リデュース）の推進、反復資材の活用、環境商材の提供などに取り組んできたが、今後はエコミットと協働することで、「廃棄ゼロ」のサーキュラー・エコノミーの基盤構築を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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