ピックアップテーマ
フード鈴与は1日、川崎市川崎区にて、ワインの定温保管や流通を取り扱う「東扇島ファインワインセンター」を稼働すると発表した。同社にとって3か所目のファインワインセンター（FWC）となる。
▲ファインワインを庫内で仕分けする様子（出所：鈴与）
同センターでは、輸入通関手続きから、入出庫、保管、配送までをワンストップで対応し、通関業務と倉庫業務の委託先を一本化することで管理業務の負荷軽減を実現させる。立地面では、東京港と横浜港の中間に位置するため、各港からのアクセスが良く輸入商品の保管場所として有効で、ドックシェルター設備により外気に触れずに搬出入が可能で、庫内環境ではシートダクト空調の導入によりムラのない温度管理を実現させている。
ファインワインとは厳密な定義はないが、大量消費のための廉価品とは異なる、比較的少量生産の高品質ワインのこと。管理する際の温湿度などで繊細な風味が変化するため、適切な補完、管理のためには専用の設備や知識が必要となる。鈴与は、FWCではワインに最適な14度帯の定温環境により商品の乾燥や急激な温度変化を防ぎ、上質なワインにふさわしい環境を整えているとしている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com
