ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

F-LINE、関西から九州へ定期海上輸送を開始

2024年3月1日 (金)

フードF-LINE(エフライン、東京都中央区)は1日、3月からF-LINEプロジェクトに参加する食品メーカー6社(味の素、カゴメ、日清オイリオグループ、日清製粉ウェルナ、ハウス食品グループ本社、Mizkan)とともに、中部・関西地区から九州への輸送で、関西‐九州間のフェリーを用いた定期海上輸送を開始すると発表した。

中部・関西地区から九州への輸送では、これまでメーカー各社が輸送手段を都度手配し、6社共同でF-LINEの福岡第一物流センターへの輸送を行っていた。この間の600km~750kmの距離を現在はトラックで走行しており、ことし4月から適用されるドライバーの時間外労働規制強化の下では、これまでの運搬が困難になることが予想されるため、同プロジェクトではフェリーを利用した定期海上輸送を推進し、問題への対処を図る。

▲定期海上輸送のイメージ(クリックで拡大、出所:F-LINE)

6社は輸送の一部について、各社ごとに出荷する曜日を割り当て、中部・関西の出荷拠点から関西の港までトラック輸送した後、そこから関西‐九州間をフェリーで定期的に輸送する。

トラック輸送を定期海上輸送にモーダルシフトすることにより、トラックドライバーの労働環境の改善だけでなく、輸送でのCO2排出量の削減、陸上輸送と海上輸送の並立によるBCP対策につなげる。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com