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日通と川崎近海、静岡-九州間モーダルで物流環境特別賞

2018年7月3日 (火)

認証・表彰日本通運と川崎近海汽船は3日、日本物流団体連合会(物流連)主催の第19回物流環境大賞で、「RORO船を利用した静岡-九州間のモーダルシフト」が物流環境特別賞を受賞したと発表した。

この表彰は、伊藤園の生産本部静岡相良工場で生産される九州地方向け製品の輸送について、陸上輸送は日本通運のトレーラー、海上輸送は川崎近海汽船の清水港-大分港航路と商船三井フェリーの御前崎港-苅田港航路を、それぞれが運航するRORO船を利用して輸送を行うもので、4社が受賞した。

静岡県内から九州エリアへの長距離トラック輸送の大半を海上輸送へ切り替えることで、陸上輸送に比べて年間102トンのCO2削減になること、海上輸送中はトレーラー部分のみの無人航送となることによる省人化につながることが評価された。