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【四半期決算】日本郵船2Q、海運部門が大幅伸長

2010年11月1日 (月)

財務・人事【平成23年3月期第2四半期連結業績】
社名:日本郵船
売上高:10105.6億円(27.2%増)
営業利益:862.3億円(前期は370.6億円の損失)
経常利益:798.7億円(前期は439.2億円の損失)
四半期純利益:443.7億円(前期は293.5億円の損失)

 

コンテナの荷動きと運賃水準の回復や自動車輸送台数が回復したことが大きく影響し、一部のドライバルク市況やタンカー市況の低迷にも関わらず、定期船事業と不定期専用船事業を合わせた海運業部門では売上を大幅に伸ばした。

 

非海運部門では特に航空運送事業の取扱量増加や運賃の適正化が進み好調を維持。円高の影響はあったものの、これらの要因が奏功し、売上高は前年同期比で913億円増(22.0%増)となった。

 

燃料油価格の高騰によるコスト増要因があった一方、減速航海などのコスト削減や効率的なオペレーションにより、売上原価は前年同期比で381億円増(10.1%増)に留まった。販売費、一般管理費の削減にも取り組んだ結果、営業利益は前年同期比577億円増となり、売上高営業利益率は前年同期のマイナス2.8%から9.1%へと、11.9ポイント上昇。この結果、経常利益は前年同期比で585億円増、四半期純利益は同318億円増といずれも前年同期比大幅な増益となった。