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空調機付きコンテナでワサビ栽培実証、NX商事

2024年3月8日 (金)

調査・データNIPPON EXPRESSホールディングス(HD)グループのNX商事(東京都港区)は8日、金沢工業大学と共同で、コンテナを活用したワサビの水耕栽培の実証実験を開始したことを発表した。この取り組みは、金沢工業大学の平間淳司研究室が持つSpeaking Plant Approach技術と、NX商事の特殊コンテナ製造技術を組み合わせたもの。

▲コンテナ内部の栽培棚で育っているワサビの様子(出所:NX商事)

ワサビは日本固有種であり、和食ブームや医療分野への応用可能性から注目されているが、その栽培は時間がかかり、特定の気候条件を必要とするため、生産量が限られてきた。この実証実験では、特殊コンテナ内での精密な温度管理により、ワサビの最適な育成環境を人工的に作り出し、日々の育成状況をモニタリングする。

NX商事は、この実証実験を通じて、安定した品質のワサビを短期間で栽培できる可能性を探り、ライフサポート領域での新たなロジスティクス事業の創出を目指している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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