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世界最大のMSCコンテナ船、処女航海終え独入港

2019年8月21日 (水)

ロジスティクスコンテナ船世界2位のMSC(スイス)が運行する世界最大のコンテナ船「MSCグルスン」(MSC Gülsün)が19日、中国北部から始まった処女航海を終え、独ブレーマーハーフェン港に到着した。

MSCグルスンは、最大積載量2万3756TEU(20フィートコンテナ換算)の巨大コンテナ船で、韓国サムスン重工業の巨済造船所で建造され、7月にMSCへ引き渡された。2000個以上の冷凍コンテナを搭載し、輸送需要の大きいアジア・欧州間で食品、飲料、医薬品など温度管理の必要な商品の積載比率を高める。

船舶本体はCO2排出量の少なさが特徴で、船体は全長400メートル、幅60メートルを超え、コンテナ船としては世界最大。姉妹船として、同スペックのコンテナ船がほかに10隻、建造される。