ロジスティクス川崎汽船は15日、東京ガスと、CCS(Carbon dioxide Capture and Storage、二酸化炭素の回収と貯蔵技術)実現に向けた液化CO2船舶輸送に関して、共同で検討することに合意したと発表した。
CCSについて、日本政府は50年時点で年間1億2000万—2億4000トンのCO2貯留実現を目指しており、カーボンニュートラル達成に向けた重要な手段の一つとして位置付けている。また、CCS長期ロードマップ検討会最終とりまとめにおいて、有望な海外の貯留ポテンシャルの活用は有力な選択肢の一つとされてる。このためには、CO2を液化し、CO2貯留に適した場所に船舶輸送することが必要となる。
両社は、首都圏で排出されるCO2を対象として、日本国内やアジア大洋州の貯留地までの液化CO2船舶輸送に関する輸送シミュレーションとその経済性の検討、および船舶輸送に伴うオペレーションに関する検討を行い、CCSをはじめとした様々なカーボンマネジメントによる首都圏のカーボンニュートラルの実現を目指す。
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