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LCO2船舶輸送のガイドライン策定

2025年5月30日 (金)

ロジスティクスエネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC、東京都港区)は5月30日、CCS(C02回収・貯留)の社会実装に向け、「LCO2船舶輸送バリューチェーン共通化ガイドライン」の交付を開始したと発表した。液化CO2の長距離輸送に対応したバリューチェーン構築の基盤整備を目的とする。

CCSを社会実装させるには、排出源から貯留適地まで大容量のCO2を船舶で長距離輸送することが必要となるが、大容量の液化CO2を輸送できる船舶輸送技術は確立しておらず、各CCS事業で個別に仕様が検討されている。またCO2の船舶輸送は、バリューチェーンに複数工程(液化、一時貯蔵、荷役)が発生するため、それぞれの要素の接続を含めて一連のフローとして検討することが必要だという。

同社は経済産業省協力のもと協議会を設け、CO2の船舶輸送における仕様共通化や、それに伴う輸送コストの低減を目指すため、CO2の船舶輸送を行うCCS事業を検討する際の参考として、2024年度にガイドライン(初版)の交付を開始した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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