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川崎汽船など4社、日豪液化CO2輸送の事業性検討

2023年9月8日 (金)

調査・データ川崎汽船と住友商事、東邦ガス、Woodside Energy(ウッドサイドエナジー、豪州)は7日、日豪間におけるCCSバリューチェーン構築に向けた事業性調査の実施に合意したと発表した。CCSは産業活動などから排出されるCO2を回収・貯留することを指す。

調査では、東邦ガスが開発するLNG(液化天然ガス)未利用冷熱を活用したCO2分離回収技術を利用し、中部圏のさまざまな産業から排出されるCO2を分離・回収して低温低圧型の液化CO2輸送船で豪州へ運搬、ウッドサイドエナジーが保有する貯留サイトへ圧入貯留する。

これによりCO2回収可能量の試算、最適なCO2の分離や輸送方法などを検討し、豪州の貯留サイトでのCO2貯留可能量の試算、貯留技術やモニタリング手法の評価を行った上、各セグメントにおける技術やコスト精査、法制度調査などを実施しCCSビジネスの事業化を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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