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ロジスティードに新入社員38人、国内外で活躍を

2024年4月4日 (木)

ロジスティクスロジスティード(東京都中央区)は1日、本社で2024年度の入社式を行った。新入社員は38人。

会長兼社長の中谷康夫氏、副社長の西川和宏氏、クリストファー・ローガン氏による祝辞(要旨)は次の通り。

ロジスティードグループを代表して、皆さんを心から歓迎いたします。

当社は昨年4月1日に社名を「ロジスティード」に変更し、1年が経ちました。今年入社の皆さんは、社名変更後の就職活動を経て「ロジスティード」に希望して入社した初めての新入社員となります。将来、会社全体をリードする人財となることを期待されており、そしてそれを実現しなければならない方々です。まずは、その自覚を持って将来を見据えた行動をお願いします。

それぞれが持っているバックグラウンド、知識、能力を活かし、国内事業、海外事業、または人事や財務などのコーポレート部門など、日本またはグローバルのどこで勝負するのかを常に考えてもらいたいと思いますし、会社としても活躍の場を準備したいと考えています。

私自身も、振り返ると本当にいろんな仕事に携わってきました。その仕事が自分に向いているかどうかなんて、やってみないとわかりません。皆さんも若いうちは決して自分の可能性を限定せずに、視野を広く、さまざまなことを経験し、理解を深めてください。それらはやがて皆さんが経営の一端を担う立場になった時に、必ず生きてきます。

当社は近い将来、再上場をめざしています。皆さんの力が私たちの成功をさらに加速させることを楽しみにしています。本日から新たな一歩を踏み出す皆さんに、心からの祝福と期待を込めて、改めておめでとうございます。

中谷康夫 代表取締役会長兼社長執行役員(CEO)

本日ここに、新しい仲間をお迎えできたことを大変嬉しく思っています。

ロジスティードグループは、2030年のめざす姿として「グローバル3PLリーディングカンパニー」を掲げていますが、そのベースとなる国内事業では、次の3つの方針で、16社ある国内事業会社を束ね強靭な国内体制の構築を推進しています。

最初は「日本で勝ち、世界へ展開」です。まずは日本での足固めをし、確固たる地位を築かなければなりません。2つ目は「新たな付加価値による事業領域拡大」です、ITやDXを積極的に取り入れながら、他社にはない優位性を示していかなければなりません。今までの物流にとらわれない新たな発想も必要です。若い皆さんの新鮮な発想もどんどん取り入れていきたいと思っています。

3つ目は「輸送事業の強靭化」です。2024年問題は物流業界にとって大きな転換点となります。ガバナンスを強化して守りを固めながら、モーダルシフトやダブル連結トラック、中継輸送などを活用した新たな輸送方法の提案など、攻めの戦略で売上を伸ばす、絶好の機会にしていきたいと考えています。

私は会社人生の大半を、お客様が身近にいらっしゃる物流の最前線、つまり「現場」で過ごしてきました。この経験を通じて感じることは、常にお客様とともにあり続けなければならないということです。お客様の要望に応えるために何をすればよいかを常に考え続けてきました。その際、どちらか一方だけがWINであれば末永く良い関係が続かない、お客様とWIN-WINの関係を構築することこそが、なによりも重要だと思っています。若い皆さんには積極的に現場に出てもらい、仕事やお客様と真剣に向き合って、さまざまな経験を積んでいただきたいと思います。

これからの長い人生、当社が皆さんの自己実現の場として実りあるものであることを祈念し、お祝いの言葉といたします。

西川和宏 副社長執行役員(CJBO)(CMO)

皆さんと一緒にこれから働けることを大変嬉しく思います。

私はこれまで、アジア、アメリカ、アフリカなど、80以上の国と地域を訪れ、さまざまな国でロジスティクス企業を率いてきました。今、ロジスティード・インターナショナル・カンパニーの社長として、ロジスティードグループを、日本初の真のグローバルロジスティクスカンパニーにしようとしています。

私は、ロジスティクスは世の中で最もグローバルな職業であると考えています。多くのビジネスでは、外見上はグローバルに見えても、グローバルな経験をすることがほとんどないスタッフも多くいるものです。しかし、ロジスティクスでは全員がグローバルな役割を担い、新入社員として入社した初日から、世界中のスタッフや顧客、パートナーと交流することになります。成長するにつれ、さまざまな国や文化の人々と働き続けることになります。ロジスティクスは最もグローバルな職業であり、最高の職業なのです。

私からひとつだけ、皆さんにアドバイスがあります。日本以外の国で働くチャンスがあれば、積極的に挑戦してください。海外駐在はチャレンジングなものですが、10年かけて学ぶよりも、数年で多くのことをプロフェッショナルとしても個人としても学べるはずです。母国以外の国で生活し働くことは、これまでにない実りある経験になると思います。

この会社で、人生を豊かにする多くのチャンスを得てください。ようこそロジスティードへ!

クリストファー・ローガン 副社長執行役員(CIBO)

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