働きやすい職場認証が特定技能制度活用の条件に

行政・団体国土交通省は5日、自動車運送事業者の労働条件や労働環境の評価を可視化する「働きやすい職場認証制度」について、同制度の認証を取得することが、特定技能制度を活用できる条件に設定されたと発表した。

政府が3月29日、特定技能制度の対象に自動車運送業を加えることを閣議決定しており、自動車運送業では今後5年で2万4500人の外国人技能労働力の受け入れが可能となる。労働力不足解消の観点から、働きやすい職場認証制度取得の重要度も高まりそうだ。

国交省はまた、同認証制度の2023年度申請事業者の審査が完了し、878社を新たに認証した。制度創設後初となる「三つ星」には44社を認証し、うちトラック事業者は34社だった。5日時点で、トラック事業者で同認証を取得しているのは、一つ星が1520社、二つ星が948社、三つ星が34社となっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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