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AppLogi、中小運送業者に全部入り支援ツール提供

2024年4月12日 (金)

イベントAppLogi(アップロジ、大阪市中央区)は、10日から12日までインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催されている「第5回 関西物流展」において、運送事業者に必要な機能をまとめた「アップロジDXプラットフォーム」を出展している。

▲AppLogiの出展ブースの様子

同サービスは、リアルタイムでの動態管理、労務管理、安全管理から、デジタル配車表、デジタル運転日報、請求書発行管理などの運送事業者に多様な業務を、ドライバーはスマートフォンアプリの簡単操作で、管理者はダッシュボード上で確認することができる。

デジタコとの連動による運行管理、労務管理でのデジタル活用が促されているが、システム運用への不安や、コスト面で対応できない中小の運送事業者はまだまだ多い。同社はこうした事業者こそがもっともITシステム化を活用すべきとして、ドライバー自身がスマホアプリで自ら簡単に運行管理できるシステムを構築。位置情報や作業状況、労務管理をリアルタイムで把握し、改正基準告示対応の実績管理やアラート発信も可能とするなど、働き方改革の順守を支援する。

特筆すべきは、このシステムの利用料金を月次定額5万円(税抜)に設定していること。同社では、車両台数20から50台規模の運送事業者にこのクラウドアプリを普及させることで、さまざまな社会環境下で苦境にある中小運送事業者の事業支援を図る。

特別な機器の導入は不要で、ドライバーのスマホさえあれば運用可能。クラウドアプリの月次料金利用だけで、今後のアップデートによる機能拡張でも追加費用は発生しないなど、「デジタル化による運送事業効率化のはじめの一歩」として、DX(デジタルトランスフォーメーション)の効用を啓蒙するシステムといえる。運転者台帳、車両台帳のデジタル管理による管理者業務の効率化や、納品先カルテによる軒先情報などもシステム上で共有してドライバーの作業効率向上にも役立ち、今後も追加機能や情報などのアップデートで精度を高めながら、運送事業者の経営を支援する。

猶予期間は終了、いよいよ問われる物流業界の本気

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LOGISTICS TODAY編集部
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