
▲イベントに参加した小池百合子東京都知事
ロジスティクス東京都は11日、宅配便の再配達削減による物流2024年問題などの課題対応を呼び掛ける「東京物流ビズ」普及啓発イベントを開催した。
「減らそう!再配達」を掲げた同イベントには、小池百合子都知事も参加。特に都市部の再配達率の高さが、再配達率の全国平均を押し上げている状況だけに、都では宅配事業者による置き配バッグ配布の支援などを展開している。
普及イベントでは、実際に配送の現場で働く宅配ドライバーと小池都知事とのトークセッションが行われ、再配達によって生じる現場の苦労や、課題解決に向けての現場からの提案などが話し合われた。宅配ボックスや、各配送事業者が用意している配送状況通知アプリの利用による配送時間や配送場所の変更指示、置き配の活用などの取り組みを進めることなど、利用者サイドでもしっかりと再配達に問題意識を持って取り組むことが重要と訴えた。
小池都知事からは、「みんなで守る物流の未来を大きなテーマに、どこかにしわ寄せとなってしまうようなことがないよう、みんなの協力が必要」と、物流の維持に向けての理解と行動が呼び掛けられた。

▲東京物流ビズ、啓発イベントでの集合写真
また、イベント会場には都の再配達率削減キャンペーンに協力する各配送事業者宅配ロッカー事業者などもそれぞれブースを出展して取り組みを紹介、置き配バッグや置き配ボックスの無料配布や配送ロボットのデモンストレーションも実施された。
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